協働事例No.3「千里キャンドルロード」

協働コラボdeブラボ!

毎年秋に千里ニュータウン内の公園で開催されているキャンドルのアートイベントです。平成24年に行政が主催した「千里ニュータウンまちびらき50年」事業の一つとして始まり、次年度からは、市民有志で団体を立ち上げ、開催しています。
当日は、毎年1000人以上のボランティアが集まり、千里ニュータウンの人口と同じ9万個のキャンドルが並べられ、ローソクに火が灯されます。
千里ニュータウンに関わる市民、NPO、事業者・商店、行政など、様々な人達の協力でつくりあげる参加型のイベントとなっており、千里ニュータウンの幻想的な秋の一夜を演出するものとなっています。

candle

市民事業のコンセプト
(↑画像をクリックすると団体のHPにアクセスします)

どうやって活動に結び付いたか(プロセス)

1.きっかけ ○千里ニュータウンまちびらき50年事業の一環として
・「千里ニュータウンまちびらき50年事業」の一環として開催された。事業運営にあたっては、公募による市民主体の実行委員会が作られた。
○千里ニュータウン内の団体、学校に呼びかけ
・開催にあたって、千里ニュータウン内の自治会、NPO、保育園、小学校、中学校にキャンドルのカップづくりや、当日ボランティアへの参加を呼びかけ、協力いただいた。
2.展開 ○市民有志による開催
・当初は50年事業時の1回だけの実施予定だったが、毎年続けてほしいという市民の声が大きく、千里ニュータウンのある吹田市、豊中市が支援しながら、市民の有志を主体にイベントが継続されることになった。
・実施団体として2年目は市民ネットワーク組織「千里市民フォーラム」が主体となり開催され、3年目以降は新たに事業を実施する「千里キャンドルロードプロジェクト」が立ち上がり、開催されている。
○協賛・寄付金集め
・初年度は、「千里ニュータウンまちびらき50年事業」の一環で行政から事業費が出されていた。しかし、次年度からは行政からの補助金がなくなり、千里ニュータウン内の企業やお店の協賛金、個人寄付金(ワンコインスポンサー)により事業費を捻出し、開催している。
3.めざすもの ○千里ニュータウンを故郷と思えるイベント
・千里ニュータウンは新住民のまちで、古くからのお祭りが少ない。ここで育った子どもたちに、千里ニュータウンが自分の故郷だと思ってもらえるようなイベントを届けたい。
○千里ニュータウンの絆を育む
・半年前から千里ニュータウン各地のお祭りやイベント、学校、保育所で、当日使用するキャンドルのカップづくりをしてもらっている。カップには絵やメッセージを書いてもらい、当日会場に設置している。キャンドルをみんなで灯すことで千里ニュータウンに関わる人の絆を育んでいきたい。

協働相関図

協働相関図

事例No.3「千里キャンドルロード」PDFデータ
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