協働事例No.4「認知症サポーターやオレンジリングの周知」

協働コラボdeブラボ!

おれんじの和は、東山田地区の認知症サポーターのグループです。認知症サポーター交流会をきっかけに設立し、老後も安心して暮らせる地域をめざして、認知症サポーター養成講座や講演会などを地域諸団体と一緒に開催しています。

hidamari

市民事業のコンセプト

どうやって活動に結び付いたか(プロセス)

1.きっかけ ○認知症サポーターになって
・認知症サポーターフォローアップ研修の受講者のうち、地域での活動意向がある人々を対象とした「認知症サポーター交流会」(主催:吹田市福祉部・吹田市地域包括支援センター、共催:ラコルタ)をきっかけに生まれたグループ。その後イベントへの参加・開催を通して、集まったメンバーで、「おれんじの和」としての活動がスタートした。
・認知症の方が身内にいる、地域で何かしたい、看護師など、多様な立場のメンバーが集まっている。
2.展開 ○まず知ってもらうことから
・認知症サポーターやオレンジリングのことをもっと知ってもらいたいという想いから、東山田地区納涼大会に出店し、認知症サポーター養成講座のPRを行った。
・おれんじの和の案内を作り、東山田地区の自治会の回覧に入れてもらった。
○地域に支え手を増やすために
・代表やメンバーが、元々、自治会などの地域活動に参加していることから、地域諸団体や施設から協力を得ることができた。
・東山田地区地区公民館と共催で「認知症サポーター養成講座」を開催したり、地区福祉委員会、人権啓発推進協議会と共催で(後援:高齢クラブ)、講演会を開催した。
・介護老人保健施設「徳州苑」からボランティア喫茶への参加要請を受け、現在は月2~3回ボランティア喫茶で活動している。
3.めざすもの ○みんなで支えあえる地域に
・福祉だけでなく、人権の視点や自治会・NPO・病院など、様々な団体や施設の視点を取り入れ、みんなで支えあえるような地域を作りたい。おれんじの和をきっかけに、東山田に住んでてよかったと思える地域にしたい。
○多世代が交流できる場所を
・ゆくゆくは、地域の中で介護に関わる人や、関心のある人が気軽に交流できるような場をつくりたいと思っているので、徳州苑のボランティア喫茶に参加することで、様々な運営のポイントを学べて良かった。
・認知症サポーター養成講座に加えて、認知症予防をテーマにした講演会を開きたい。生活習慣の見直しなど、認知症になる前にできることがあれば、それを学んでみたい。

協働相関図

協働相関図

事例№4「認知症サポーターやオレンジリングの周知」PDFデータ
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